はじめに

予防接種は痛みを伴うものとして認識されていますが、それによって予防の妨げにならないよう、様々なワクチンが開発されてきました。
古くは BCG、もともと皮下注射であったものが、日本では管針法となりました。 注射針の改良も進み、日本の町工場が開発した痛みの少ない針もあります。なかには ジェット噴射による吹付法や、DPTの成分調整による痛みの少ないワクチンなど、現在では使用されていない方法もありました。
今回インフルエンザワクチンとして、感染の起点となる部位に直接 弱毒株を接種し、免疫を誘導するとして開発されたのがフルミストです。 ごく少量を鼻に噴霧することで、痛みをほとんど伴わずに接種することができます。同様の仕組みを持つワクチンとしては、ロタウイルスワクチンが経口で投与されていることもよく知られています。
当院では「痛みが少ないこと」に重点を置いてワクチンを行ってきました。工夫としては、「なるべく優しく固定する」、「注射に意識を向けさせない」、「すばやく接種する など」 です。見た目の怖さを与えにくいフルミストも選択肢の一つと考え、今回導入いたしました。
接種時期
注射との混乱を防ぐため時間をずらしております。
◆ 完全予約制 電話のみ 043-239-6166
下記における注意事項がありますのでご一読ください。
接種日 電話にて 応相談
予約数に応じ 日程を拡大しています。
◆料金 10000円(税込み)となります。
<接種対象となる方>
・2歳以上、18歳以下
※経鼻生ワクチンではインフルエンザ以外のワクチンとの間に接種間隔を空ける必要はありませんので、
他のワクチンの接種歴・接種予定にかかわらず接種いただけます。
<接種できない方>
・2歳未満の方、19歳以上の方(有効性が実証されていません)(国内流通版の接種適応年齢は2歳-18歳です)
・5歳未満で今までに喘鳴を指摘されたことのある方、1年以内に喘息発作のあった方
・心疾患、肺疾患・喘息、肝疾患、糖尿病、貧血、神経性疾患など慢性疾患をお持ちの方
・免疫不全者と接触を持つ方(抗がん剤内服中など)
・アスピリン内服中の方
・妊婦、または妊娠の可能性のある方
・重度の卵・ゼラチンアレルギーをお持ちの方(特にアナフィラキシーの既往)
・他、医師が接種不適当と認めた方
注射との違い
| インフルエンザワクチン | フルミスト | |
| 投与方法 | 皮下注射 | 鼻の穴に噴霧(両鼻) |
| 接種回数 | 2回 | 1回 |
| ワクチンの ウィルスの状態 | 不活化ワクチン (死んだウィルス) | 生ワクチン (病原性の弱い、 生きたウィルス) |
| 接種対象年齢 | 生後6ヵ月以上 | 2~18歳 |
| 鼻、のどへの インフルエンザウイルス 感染の予防 | できない | できる |
| 妊婦への接種 | できる | できない |
| 接種後の鼻咽頭部からの インフルエンザウィルスの検出 | 検出されない | 接種後7日ぐらいまで、 検出される |
| 副反応 | 0.1~5%未満の人で 発熱、発赤、疼痛 | 30~40%の人で 3~7日後に感冒様症状 |
| 価格 | 1回目 4,000円 2回目 3,000円 | 10,000円 |
