おたふくかぜワクチン制限解除 (2/28)
制限が解除されました。どなたも接種することが可能になります。
時間 料金
◆予約枠:10月~12月
平日 14時30分~15時30分(予防接種時間内)
◆予約枠: 1月~9月
平日および土曜日 14時30分~15時30分(予防接種時間内)
料金 5000円
※同時接種可能です。
※おたふくかぜワクチン接種に助成をしている市町村があります。(下記をクリック↓)市町村にご確認の上、予約をお願いします。
予防接種の際に持参していただくもの
- おたふくかぜワクチン予診票 PDFダウンロード ※太枠内をご記入の上でお持ちください。
※上記PDFを印刷してご利用いただくか、事前に当院まで受け取りにお越しください。 - 母子手帳
- お薬手帳(持っている人のみ)
- 診察券(お持ちの方)
おたふくかぜとは
正式名称は流行性耳下腺炎といいます。小児科学会からのお知らせ
感染すると両ほほの後ろにある耳下腺が腫れてしまい、お正月の福笑いでおなじみのおたふく(阿多福)面のような顔になります。多くの方は3-4日で軽症のうちに回復します。合併症には以下のものが知られています。
合併症としての無菌性髄膜炎は軽症と考えられてはいますが、症状の明らかな例の約10%に出現すると推定されています 1)。
思春期以降では、男性で約20~30%に睾丸炎 4)、女性では約7%に卵巣炎を合併するとされています。1)Katz SL, Gershon AA, Hotez PJ:Mumps.Krugman's Infectious Diseases of Children,10th ed. 1998, pp280‐ 289 Mosby‐Year Book,Inc.
また、20000例に1例程度に難聴を合併すると言われ、永続的な障害となるので重要な合併症です。
その他、稀ではあるが膵炎も重篤な合併症の一つである。 (国立感染症研究所HPより抜粋)
このうち一番問題となるのが 難聴です。きづかれにくく、また治療はかなり厳しいです。最近の研究では2年間に300人以上の方が難聴になっているというデータもあります。
やはり予防接種をきちんとおこなっていくことが大事になります。残念ながら日本は先進国では唯一定期接種になっていない国です。